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光回線はいらない?長所と短所から分かる次世代サービスの魅力
今の時代、インターネットを利用するための回線には様々なものがあります。光回線はその中でも1,2を争うぐらいにメジャーだと言っても過言ではありません。
そんな光回線のメリットとデメリット、またどのような人におすすめ出来るのか。更に、イマイチ合わなそうだと思った人への他の選択肢といった点を紹介していきます。

文章を書くのが好きです。WiMAXはギガ放題プランで2年使用。
目次
光回線の強みをおさらい。具体的に優れている部分は?

光回線ならではの強みを挙げるなら大きい点は「高速・安定感」になります。具体的にどういう部分になるのかを見ていきましょう。
1.キャリア回線やポケットWiFiにはない高速通信
第一に回線速度です。インターネットを利用する上で一番気になる、という方も多いでしょう。
勿論契約内容にもよりますが、基本的にはその他の通信手段より高速です。そして回線速度は快適な通信を行う上で基本となる要素ですから、これが優れているというのは他の通信手段にはない大きな魅力です。
高画質の動画をストレス無く鑑賞したり、リアルタイム通信系のゲームを低遅延でプレイしたりしたいといった方には特に大きい要素となるのではないでしょうか。
2.光ファイバーケーブルによる有線接続の安定感
第二に安定感です。こちらも快適な通信のためには外せない要素となっています。
ネットサーフィンをしている時に急に電波が弱くなってページが開き辛くなったり、動画が止まってしまったりといった経験が誰しも一度はあるのでしょうか。こういったことが頻繁に起こるとどうしてもストレスの元となってしまいます。
有線接続が可能なデバイスであれば、LANケーブルを利用することによって更なる安定感(多くの場合は速度も)に繋がります。昨今大流行しているFPSゲームや格闘ゲームをプレイされる方には、回線速度だけではなくこちらも重要な要素になりそうですね。
3.○○GBまでという制限が一切無し
第三に通信容量です。これまた高速通信をする上では大事な要素です。
スマートフォンのキャリア契約をなさっている方の多くが月の終わり頃の残り容量とにらめっこしていますよね。「ギガ数」などと呼ばれることも多い毎月の利用可能容量ですが、光回線であれば無制限です。
通信速度はそれなりにあれば気にならないという方でも、インターネットを利用する頻度が高ければやはり容量は気になってしまうものです。また、共有回線として利用する場合にもし容量制限があると、ストレスや揉め事の原因となってしまうのは間違いありません。
4.ルーターを使えば家族全員がスマホをWiFiに接続できる
第四に同時接続への対応力です。これはご家族がいらっしゃる方には外せない要素ですね。
他の通信手段と比較して、同時に接続可能なデバイス数に優れるので家族全員の共有回線として優秀です。スマートフォンにタブレットにPCに…と、インターネット回線を利用するデバイスを複数人が同時に使ってもパンクすることは中々ありません。
このように、インターネット回線としての力がとにかく高いのが光回線の魅力です。反対に、他の通信手段には一歩劣ってしまう面についても見ていきましょう。
見逃せない光回線の弱点は3つ!

光回線は「固定回線」ともよく呼ばれるように、回線の強さ以外の面ではどうしても融通が効きづらいです。こちらも具体的に解説していきます。
1.家の中でしかインターネットに接続できない致命的な欠点
第一に持ち運べないことです。今時だと特に気になる要素ではないでしょうか。
スマートフォンやタブレット、ノートPCといった持ち運べるデバイスを屋外で利用する場面が一昔前と比較して爆発的に増えました。特にスマートフォンは今やほとんどの人が利用していることを思うと、光回線だけでは日常の通信の全てを賄うことは難しいです。
また、出張などでよく家を離れる方とも少し相性が悪いかもしれません。利用出来ない期間分も勿論料金は発生しますので、費用がかさんでしまいがちです。
2.回線費+プロバイダ費を支払う必要があるため他のサービスに比べてコストが高い
第二に利用料金です。他の通信手段と併用する場合は特に気になる要素でしょう。
契約内容にもよりますが、月額料金が比較的高額である場合が多いです。そして、別途プロバイダ料金を支払う必要があるほか、上述したように光回線だけでは屋外での通信までは対応しきれないので、そのためにスマートフォンのキャリア契約やポケットWi-Fiも利用しようと思うと倍以上の金額がかかってしまうこともあります。
3.あまりにも待ち時間が長く、日程調整が面倒くさい。
第三に工事の必要性です。見落としがちですが大きな要素でしょう。
最初や最後(引っ越しの際など)だけの問題ではありますが、ひと月あるいはそれ以上の工事待ちが発生することもあります。また工事費用もそれなりに発生する上に、賃貸であれば選べる回線が限られていたり、大家さんとの相談が必要であったりします。
賃貸に住んでいるので工事の都合で指定された回線しか利用出来ないが、あまり使い勝手の良いものではなく困っている…という知人の話を何度か聞いたことがあります。光回線を考える上では頭に入れておかなければならない事項の一つであるのは間違いありません。
強みの面で紹介したように回線としての力はとても優秀なのですが、それ以外の面では他の通信手段に劣ってしまう面も多いです。
あくまでも「自宅での利用のみ」を考えた場合は光回線がおすすめ

光回線は良くも悪くも家での利用に特化したものであるということをここまで解説してきました。
光回線を検討なさる方の目的は当然インターネットを利用するためだと思います。そしてインターネット利用の通信面で優れている光回線は、弱みがあることを考慮しても多くの方にオススメ出来るものです。
家に高速かつ無制限の回線があれば、スマートフォンのキャリア契約などを併用するとしても料金を抑えたプランにすることも出来るでしょう。とにかく頼れる固定回線があるというのは想像以上に便利なものです。
ですが、ここからは他の選択肢についてお話します。メジャーな候補としてはスマートフォンのキャリア契約に加えてモバイルWi-Fiサービス、公衆無線LANなどでしょうか。
そんな数ある回線の中でも、光回線の強みをほとんど持ちながら弱みを克服しているサービスがWiMAXです。
光回線のあらゆる欠点を覆すコスパ最強のWiMAXを紹介!

モバイルWi-Fiサービスの仲間であるWiMAXの魅力について触れていきます。
まず持ち運び・料金・工事といった光回線の弱みで挙げた要素が、逆に全て強みとなっているのがモバイルWi-Fi全体における特徴です。その名の通り携帯可能であり、光回線に比べて料金が安くなるケースが多く、工事は不要で端末が届いてすぐに使用可能です。
その分、光回線の強みで挙げた要素を持ち合わせないのが普通なのですが、WiMAXは通信速度・安定感・通信容量の面において非常に強いといっても良いでしょう。順番に見ていきます。
まず通信速度ですが、下り最大2.7Gbpsという圧倒的な速度を誇っています。ピンと来ない方は、ものによっては光回線を上回るケースも少なくないほどの速度だと思って頂ければ良いでしょう。
次に安定感ですが、WiMAXはクレードル(台座のようなもの)を利用することでLANケーブルの接続が可能となります。そのため有線接続で安定した通信環境を必要とする人でも問題なく利用することが出来ます。
最後に通信容量です。使い放題という謳い文句は嘘ではなく、月々の使用容量に制限はありません。屋外でも利用出来る通信手段でありながら、月の中頃から「あと○ギガしか使えない…。」と悩むことも無いのです。
このように、屋内の通信も屋外の通信もこれ一つで済んでしまうといった代物がWiMAXなのです。回線契約で悩んでいる方には是非オススメしたいですね。
最後に

光回線には他では代えが効きづらい強みがあり、まだまだ不要とは言えません。インターネットを頻繁に利用する方であれば間違いなくオススメ出来るものです。特にご家族との共有回線としては唯一無二でしょう。
しかし、お一人で利用なさる分にはWiMAXのような優れたサービスがあるのもまた事実です。持ち運び可能・高速・容量無制限といった光回線の強みを持ったモバイルWi-Fiといっても過言ではありません。是非検討してみてください。